分子シャペロンによる酵素的褐変コントロール
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タンニン 架橋の欠点 の続き。。
前回、ポリフェノールが色が発色しての証拠がタンニンの充填及び内部架橋の証明。
とかく、このことがタンニン内部充填やインナー架橋の証明だとか、、
これはデザイン不可能といったが、、
まったくもってタンニン充填により色活性してるのは結合の証明などというのは、愚の骨頂といえるものだ。
ここではいかに酵素的褐変を制御させるか。特にヘアカラー施術においては重要なものだ。
よくブログなどでも気にならない程度の色と書いてあるのだけれど、デザイン的にも到底無理な話である。
ppo(ポリフェノールオキシターゼ)のことのように、フェノール類を酸化する酵素があるためにタンニン重合する。
これがいわゆる植物の防御作用であるから、タンパク質と結合して強化する作用である。
例えば緑茶などでは、テアフラビン、テアルビジンなど茶色の色素が形成されているが、テアフラビンはカテキンの2量体で、
テアルビジンは重合体だ。
これを失活させるために葉を蒸したり炒ったり加熱操作をするわけだ。
実はこのPPO、その反応より活性分類される。もともと植物タンニンはジフェノールを基質としているために
ジフェノールオキシターゼをppoとする。
ppoは銅分子を2個の金属酵素・・・・。
基質により多く存在するのがカテキン・クロロゲン。アミノ酸であるチロシンも基質。
例えばポリフェノールはクロロゲン酸、ppoとの親和力も強い。
茶はもちろんカテキン。
この褐変作用、、例えば植物を切る・つぶすなど加工、調理操作をする。虫や鳥が傷つける・かじるなどの行為を行う。
また植物自身が加熱する・老化するなどの場合いずれも細胞内の局在性が失われ褐変する。
ということは、褐変作用というのは酵素的褐変が起こるか起こらないか、また強いか弱いかは基質であるポリフェノールの種類と
量(濃度)、酸化酵素であるppoの性質と活性、活性のある酸素、反応系のpH、基質と酸素の接触によるわけだ。
酵素的褐変の阻害剤として、キノンカップラーのL‐システイン、銅キレートのEDTA・Naclが上げられる。
例えばアボガドやバナナはL‐システインで処理すると褐変阻害になるし、リンゴは塩水につけると褐変しないのは
塩素イオンがppoの活性中心の銅イオンに配位し酵素反応を阻害するためだ。
この中で言うと、HSP70の分子シャペロン(カワラタケ)は変性したタンパク質の疎水性領域に特異的に結合して
基質間に生じる不適切な疎水相互作用を最小限度に抑える働きがあること。
加水分解による構造変化を使い基質との親和性を変えることでフォールディングやアンフォールディング、または会合や脱会合を
助ける働きを持つわけね。
ビフォー
矯正ですが、もちろんパッツンの矯正はごめんなさいということです。
少しカット
還元剤塗布。
Cue+カワラタケエキス
酵素的褐変制御です。
そしてアイロンです。
アイロンワーク ベーシックくるりんぱ
2剤塗布
お流ししてブローです。
分子シャペロンにより褐変が抑えられて、均一に矯正されています。
色味も変化がありません。
ナチュラルな曲がりも固定できます。
また待ってんね♪
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